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Local SDGs Indicator都道府県版 ローカルSDGs指標

地球研有志が提案する指標

6.4.2 水ストレスレベル

グローバル指標の「水ストレスレベル:淡水資源量に占める淡水採取量の割合」に対応したもので、水使用量(農業用水、工業用水、生活用水の合計値)を、都道府県別の水質源賦存量で除しています(水使用量÷水資源賦存量)。水資源賦存量とは、「降水量から蒸発散によって失われる水量を引いたものに面積を乗じた値」です。(出典:日本の水資源の現況)
 
都道府県内の賦存量以上の水を使用しているのが大阪府で、144%と最も高い値です。100%を超えるのは、大阪府は生活用水が使われる都市が集中しており、また工業用水が使われる工業地帯も立地しており、そこで使用される水はほとんど他府県(滋賀県など)に依存していることが理由と考えられます。賦存量に対して使用量が一番低いのは高知県で4%です。水の豊富さがうかがえます。
 
 
◇データ
・農業用水、工業用水、生活用水使用量
 日本の水資源(国土交通省、2015年推計値)
・淡水資源量
 日本の水資源の現況(国土交通省、1986~2015年までの30年間の平均値)