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Local SDGs Indicator都道府県版 ローカルSDGs指標

複数指標の組み合わせ

11.3.1

市街化区域面積割合

15.1.1

森林面積割合

横軸の市街化区域面積割合は、各都道府県の総面積のうち市街化区域が占める割合を示しています。市街化区域は都市計画法で指定される都市計画区域のひとつで、すでに市街地となっている区域および概ね10年以内に優先かつ計画的に市街地とすべき区域です。大阪府、東京都、神奈川県など都市部でその割合が高くなっています。
一方、縦軸の森林面積割合は、各都道府県の総面積のうち森林が占める割合を示しています。高知県、岐阜県でその割合が高くなっています。大阪府、千葉県などの都市部では低い傾向にあります。
都道府県の面積に占める市街化区域と森林面積の関係をみると、市街化面積の割合が高いほど、森林面積の割合が低くなっており、常識とも一致しますが、都市化が進むほど、森林が一定程度開発される、あるいは森林が多い県では、都市化が進みにくいという傾向が観察されます。この傾向は、太平洋ベルト内の都道府県でより強く現れています。

 
 

◇データ
 ・市街化区域面積:都市計画現況調査(国土交通省、2016年度)
 ・森林面積:農林業センサス(農林水産省、2015年度)
 ・総面積:全国都道府県市区町村別面積調(国土地理院、2018年10月1日現在)