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Local SDGs Indicator都道府県版 ローカルSDGs指標

複数指標の組み合わせ

15.1.1

森林面積割合

6.4.2

水ストレスレベル

横軸の森林面積割合は、各都道府県の総面積のうち森林が占める割合を示しています。高知県、岐阜県でその割合が高くなっています。大阪府、千葉県などの都市部では低い傾向にあります。
一方、縦軸の水ストレスレベルは、都道府県での水資源の賦存量に占める農業用水、工業用水、生活用水の合計使用量の割合を示しています。大阪府では府域内の賦存量以上の水を使用し、香川県では貯水を課題としている、ということがわかります。ちなみに、大阪府の不足分は淀川水系を通じて他府県から供給されています。
森林面積割合と水ストレスレベルの関係をみると、森林面積の割合が大きいほど水ストレスのレベルが低いという関係性が見られます。自然環境(森林面積)が豊かであればあるほど、生活や経済活動を支える水ストレスレベルは下がるというシナジーの関係にあることがわかります。

 
 

◇データ
 ・農業用水、工業用水、生活用水使用量:日本の水資源の現況(国土交通省、2015年推計値)
 ・淡水資源量:日本の水資源の現況(国土交通省、1986~2015年までの30年間の平均値)
 ・森林面積:農林業センサス(農林水産省、2015年度)
 ・総面積:全国都道府県市区町村別面積調(国土地理院、2018年10月1日現在)